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OECD調査【TALIS2024】日本の教員また「仕事時間が世界最長」、自己効力感や満足度低く「5年以内に離職が2割」の可能性?教職員を大切にする政策を

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  • 妹尾 昌俊 一般社団法人ライフ&ワーク代表理事、OCC教育テック大学院大学 教授

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教員の仕事時間が「世界最長」という結果は今回で3回目になる(写真:miyuki ogura / PIXTA)

日本の教員の仕事時間は世界最長で、世界標準から大きくズレていることが、10月7日に公表された最新のTALIS (OECD国際教員指導環境調査)でわかった。

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TALIS(Teaching and Learning International Survey)とは、学校の学習環境と教員の勤務環境に関する調査で、2008年から5年ごとに行われている。

日本が初めて参加した13年の調査で「日本の先生は世界一忙しい」と明らかになり、国内でも大きく注目されて学校の働き方改革を進めるうねりにもなった。そして18年、24年と、今回で3回目の「教員の仕事時間世界最長」になる。

もう飽きた?「日本の先生は世界一多忙」

TALIS2024によると、日本の小学校教員の仕事時間は週52.1時間、中学校教員は週55.1時間で、前回調査から減ってはいるものの他国より多い。国際平均は小中とも週約40時間、つまり残業がほとんどない状態である。

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【5年以内に離職する可能性がある20代教員は2割】

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