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"食が細くなってきた中高年"がすぐに卒業するべき「しっかり食べること=健康」という【思い込み】

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必ずしも「しっかり食べること=健康」とは限らないという(写真:jessie/PIXTA)
年を取っても食が細くなってはいけない――。健康診断の問診などでそんな風に言われる中高年の方も多いかと思いますが、管理栄養士の関口絢子氏によれば、「しっかり食べること=健康」という考え方にとらわれすぎるのもよくないそうです。
そんな関口氏が指摘する、過剰に「しっかり食べる」ことのリスクとはどんなものなのでしょうか。同氏の著書『食が細くなってきたら!少食でもちゃんと栄養がとれる食べ方』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

少食さんを苦しめる「もったいない」という意識

「健康のために、たくさん食べなさい」

「食べ物を残してはダメですよ」

そんな言葉を聞きながら育った私たちは、つい「食べないこと」に罪悪感を抱きがちです。とくに「もったいない」という言葉は、フードロス問題の視点からも、日本発祥の価値観として大切にされています。

でも、体にとって本当に大切なのは、"自分が心地よく食べられること"ではないでしょうか。

無理に食べることを続けていると、やがて「食べたくない」という心の反発が芽生えてしまいます。それが「食の自己防衛反応」ともいわれる、摂食拒否というかたちで現れることもあります。

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【認知症患者の「摂食拒否」】

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