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「昭和へ回帰?」職場懇親会の復活は若手社員にも意外に好評…だが、最近トレンドの≪1on1ミーティング≫が敬遠されるワケ

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  • 日沖 健 経営コンサルタント

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(写真:maroke/PIXTA)

「うーん、コミュ活を歓迎する声は多いですが、負担に感じている人もいまして。悩ましいところです」

これは、職場内のコミュニケーションを深める「コミュ活」の一環で月1度のランチ会を始めた、薬品メーカーの人事部門担当者の声です。今回は、コミュ活の現状と問題点について見てみましょう。

(※コミュ活は、従業員が地域社会と交流する地域コミュ活などを指すこともありますが、本稿では社内コミュ活に限定します)

コミュ活を復活させた企業の狙い

かつて日本では、従業員が会社に出社し、月曜日から金曜日まで職場のメンバーと膝を突き合わせて働くというのが普通でした。就業後の飲み会(飲みにケーション)や休日のイベントも含めて、職場のメンバーがまるで家族のような濃密なコミュニケーションを取っていました。

ところが近年、短時間勤務者の増加、育休・リモートワーク・フレックス勤務の導入、プライベート重視の価値観の変化などによって、職場のコミュニケーションが希薄になっています。職場の一体感が失われ、エンゲージメントの低下、メンタルヘルス、離職といった悪影響が出ています。こうした状況に危機感を持った多くの企業が、いまコミュ活を推進しています。

企業はどういったコミュ活を、どのような狙いで実施しているのでしょうか。今回、大手企業の人事部門担当者にコミュ活についてヒアリング調査をしました。

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