「寝てもダルい」「疲れが取れない」の原因は夜間の血糖値の急降下だった!医師に聞いた《血糖値コントロールで朝ダルを解消する方法》
では、低血糖になると寝汗や悪夢が起きるのはなぜか。それは以下のメカニズムが考えられるそうだ。

低血糖になると、血糖値を上げようとアドレナリンが分泌され、交感神経が優位になる。交感神経は車でいうと“エンジン”にあたるため、脳は眠っているにもかかわらず、体は戦闘モードとなってしまう。
本来は休息をしているはずの夜間に緊張状態が継続するため疲れてしまい、しっかり寝たはずなのに、朝起きるとだるさを感じるというわけだ。
低血糖を「見える化」すると…
では、夜間低血糖を起こした男性(46歳)の2日間の血糖値の推移を見てみよう。これはみぞぐちクリニックで、測定されたものだ。

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