2025年最新版!「難関業種に強い大学」ランキング②。広告、テレビ局、新聞・通信社、出版業界

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上智大学は文学部に新聞学科を持つ(写真:yama1221/PIXTA)
18歳人口が急減する日本。オンラインなど多様な学びが広がる中、日本の大学は今後どう変わっていくのか? そして、そんな中で勝ち組となる「本当に強い大学」はどこか?
『週刊東洋経済』では毎年、臨時増刊『本当に強い大学』を刊行し、最新の大学の現状や課題をまとめている(2025年版の購入はこちら)。
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大学生の売り手市場が続き、就職先にこだわらなければ大半の学生が就職できる時代だ。そのため現状、一般企業を含めた実就職率の比較で大学の実力を測るのは難しい。

そこで、大学生の人気が高い有名企業や資格取得が前提となる専門職といった、ハードルが高い職業の就職状況から、カテゴリーごとに「大学の真の実力」を検証していく。

「テレビ局」の上位は早稲田大学、慶應義塾大、上智大、法政大だ。

「新聞・通信社」も同じ大学が入っているが、注目したいのは早稲田大の順位。1973年まで第一政治経済学部に新聞学科を有したこともあり、伝統的に同大は新聞に強い。しかし、今回は前年1位から2位にランクダウン。新聞・通信社が減少する一方、テレビ局が増加している。文学部に新聞学科を持つ上智大は両業種に強さを見せる。マスコミ志望者対象の「自主マスコミ講座」を開講する法政大は、「出版」でも4位に入り、マスコミへの強さを見せる。

美術系もランクイン

「広告」は慶應義塾大が抜けており、2位の早稲田大を41人上回る。就職率も高く、大規模大学ながら卒業生の1.6%が就職する。

青山学院大学(3位)や立教大学(3位)など、総合大学が大半を占める中、15位に多摩美術大学がランクイン。就職率も1.1%と高く私立芸術系の最難関大学としての存在感を示している。

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