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アメリカの大学の学問レベルは果たして世界のトップなのか? ひたひたと、かつしたたかに追い抜いた中国の大学の底力

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1位は中国の浙江大学、2位ハーバード大学、3位上海交通大学、4位四川大学、5位中南大学、6位華中科技大学、7位中山大学、8位トロント大学、9位西安交通大学、10位清華大学といったように、中国がなんと10位のうち8校を占めているのである。それ以下の順位を見ても、中国勢が目白押しなのだ。

さらにオーストラリアの研究所ASPI(Policy Brief: ASPI’s Critical Technology Tracker: The global race for future power)による過去20年の重要技術の追跡を見ると、今では最先端技術において中国が圧倒的位置を占めているというのだ。

そこにはこう書かれてある。

「中国は理解している以上に進歩している」

「中国は、われわれが理解している以上に進歩している。44の重要な技術のうち37においてトップである。とりわけその側近の競争相手(アメリカ)にくらべて5倍以上のインパクトのある研究を生み出しているのだ。民主国家(ほぼアメリカなのだが)で、現在世界をリードしている技術は44のうち7つしかない」

2016年のNature Index(Institution tables | Nature Index)によると、10年前の2016年には、世界のトップ10の学問的な研究機関(主として大学)の5つがアメリカで、中国はわずか1つであったものが、2024年には中国が9つを占め、アメリカはわずか1つになってしまったということだ。その1つこそ、ハーバード大学である。

そのランキングはこうなる。1位ハーバード大学、2位中国科学技術大学、3位浙江大学、4位北京大学、5位中国科学院大学、6位清華大学、7位上海交通大学、9位復旦大学、10位中山大学。

まさに中国の大学のオンパレードである。中国経済は西欧に追いついたというレベルから、すでに追い越し、突き放したというレベルに、わずかな期間で到達したのである。

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