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「大きくて美しい法案」を巡りイーロン・マスクがトランプ大統領を公然と批判。あっさりと崩壊した蜜月関係に修復はあるのか?

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ホワイトハウスでのトランプ大統領とイーロン・マスク氏(写真:Yuri Gripas/© 2025 Bloomberg Finance LP)
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トランプ大統領とイーロン・マスクの蜜月関係は、6月5日に弾け飛んでしまったようだ。いまやマスク氏は、トランプ大統領が推進する「大きく美しい」税制・歳出法案を公然と批判し、トランプ大統領も「マスク氏はおかしくなってしまった」と述べるに至っている。

DOGEを率いるも「130日」規制で退任するマスク氏

2024年のアメリカ大統領選挙で、共和党の大統領候補だったトランプ氏に巨額の献金を行ったマスク氏は、第2期トランプ政権が財政赤字の解消を目指すという名目で新たに設置した政府効率化省(DOGE)を率いる立場に就き、「官僚主義の解体と、過度な規制や無駄な支出の削減」をスローガンに掲げて、アメリカ政府機関の隅々までコストカットを断行した。

DOGEは、2025年1月から3月までの間に、政府職員28万人を半ば強引に削減し、これによって約1500億~1700億ドルの政府支出を削減したと述べている。

そして、あらかた政府機関の人員削減をやり尽くした4月下旬になると、マスク氏は「5月以降はDOGEでの活動は週1~2日程度にする」と述べ、同氏がトランプ政権に加わって以降、ほとんど放置状態となっていたテスラの経営に再び軸足を戻す意向を示した。

ただマスク氏は、DOGEでの活動を特別政府職員という立場で行ってきた。臨時雇いの政府職員である特別政府職員には「年間130日まで」という就業日数制限があるため、いずれにせよ5月末には、その立場にひと区切りをつける必要があった。

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