【東京都で21人搬送】「自分は大丈夫」が命取りに!梅雨の合間や梅雨明けも油断してはいけない熱中症リスク《医師が解説》

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梅雨の晴れ間の暑さに注意を(写真:熊澤充/PIXTA)
熱中症が年々増えていることがわかるグラフはこちら

熱中症は6月から増え始め、7月から一気に多発します。気温がグンと上がった16日は、東京都内で男女21人が熱中症の疑いで搬送されました(午後3時まで)。

同時期を比べると昨年より多いことがわかる(総務省消防庁の熱中症情報より)

「自分は大丈夫だろう」の怖さ

毎年のように熱中症の注意喚起が行われているにも関わらず、なぜ熱中症になったり、亡くなったりする人がいるのでしょうか――。

その背景にあるのが「自分は大丈夫だろう」という思い込み、いわゆる「正常化バイアス」です。このバイアスこそが、熱中症リスクを著しく高めている隠れた要因なのです。

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