「学費は6年間で3000万円」「ガソリンは県下一安い所で入れる」普通の“共働きサラリーマン家庭”から≪私立医学部≫入れた夫婦の家計術
✎ 1
✎ 2

共働きサラリーマン家庭から、医学部進学を実現。費用をどう捻出しているのか、家計の分担と管理術に迫った(写真:mits/PIXTA)
「共働き」のどの家庭にもついて回るのが「夫婦でどうやって家計を分担するか」という問題。
費用項目ごとに分担するのか、総額を折半するのか。貯金口座はどちら名義かーー。
これらの難問に夫婦はどうやって納得のいく“解決策”を見つけ、実践しているのでしょうか。あまりオープンに語られることのない、夫婦の“マネーバランス”について共働き世帯の夫婦に話を聞き、リアルな工夫や不満に迫ります。
“サラリーマン家庭”から医学部進学を実現
私立医学部への進学といえば、費用の面から「裕福な家庭の話」と思われがちだ。しかし、共働きサラリーマン家庭でも、地道な家計の工夫によって実現できるケースがある。
今回紹介するのは、ブログ「共働きサラリーマン家庭から私立医学部」を運営する、西日本在住のhaco0313さん(50歳、以下hacoさん)。専門職のhacoさんと、上場企業の管理職として働く夫(53歳)の世帯年収は1570万円。ひとり息子は現在、下宿しながら私立医学部に通っている。
「うちはダブルインカムですが、いわゆる“パワーカップル”ではありません」とhacoさんは話す。現在の手取り月収は夫が約40万円、hacoさんが約20万円。6年間で学費が約3000万円、生活費が約1000万円かかるとされる私立医学部進学費用をどう捻出しているのか。その家計の分担と管理術に迫った。
本連載では、共働き世帯の夫婦を対象に、取材にご協力いただける方を募集しています。ご協力いただける方はこちらのフォームからご応募ください。
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら