「味噌汁orスープ」なら味噌汁にしないと損をする理由→大豆製品は中性脂肪を減らし、脂肪をつきにくくしてくれるダイエットの味方だった

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なお、味噌汁と聞くと「塩分が多い」と感じるかもしれないが、数字を確認してみれば、決してそうとも断言できないようだ。

味噌汁1杯に含まれる塩分は1.2g前後です。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」は、18歳以上の男性は塩分摂取量を1日7.5g未満に、女性は6.5g未満にするよう、すすめているため、1.2gであれば神経質になる必要はないといえます。(34ページより)
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現在の日本人の1人1日あたりの塩分摂取量は、戦後でもっとも多かった1956年と比べて60%程度まで減っているという。

したがって、味噌汁で血圧が上がるというのは昔の話だと考えていいようだ。

もちろん減塩を心がけるに越したことはないが、血圧が心配なら、体を動かし、飲酒を控え、肥満を解消すればいい。そういった積み重ねが大切なのだ。

意外と知らないNGレベルの真実

これらはほんの一部だが、ここからもわかるように「NGレベルの真実」にはまだまだ知られていないことも多いようである。

だからこそ本書は、「えーっ!?」という驚きに満ちた、読みごたえのある一冊だともいえる。そういった驚きを知識として蓄えておけば、より健康的な毎日を送れるようになるだろう。

印南 敦史 作家、書評家

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いんなみ あつし / Atsushi Innami

1962年生まれ。東京都出身。広告代理店勤務時代にライターとして活動開始。「ライフハッカー・ジャパン」「ニューズウィーク日本版」「サライ.jp」「文春オンライン」などで連載を持つほか、「Pen」など紙媒体にも寄稿。『遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣』(PHP文庫)、『いま自分に必要なビジネススキルが1テーマ3冊で身につく本』(日本実業出版社)『「書くのが苦手」な人のための文章術』(PHP研究所)、『先延ばしをなくす朝の習慣』(秀和システム)など著作多数。最新刊は『抗う練習』(フォレスト出版)。

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