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――でもいつかは書きたかった?
いや全然。自分の物語を出すのをずっとためらっていたが、「どう使うのが一番効果的か」とは考えていた。実は経済の本を出さないかというオファーがあったが、あまり気乗りがしなかった。「本を書くなら小説みたいなものを描きたい。読者がその場にいて、登場人物たちと一緒に体験できるような」と伝えていた。
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