加工に疲れたZ世代「“可愛い”の定義が激変!」≪立ち耳、ギャザー顔、ヒロアカ体型≫ コンプレックスを魅力に変える魔法の言葉の意味とは?

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(写真:y.uemura/PIXTA)

私は広告代理店のシンクタンクから職歴をスタートさせ、現在は大学の研究室に居場所を移す過程で、30年近く若者の消費行動やメディア行動の研究を続けています。

「この30年間、若者の間で起きた最大の変化は何か?」と問われた時に、真っ先に思い浮かぶことの一つが、「Z世代の間でルッキズムが高まっていること」です。

昭和の時代にあったような相手の容姿を対象とした露骨ないじめが急増しているとは思いません。あくまでZ世代の「内心」で、高まっているように感じています。

2024年の文科省調査によると、いじめの認知件数は73万2568件(対前年で5万0620件増となっています(学校種別では、小学校58万8930件、中学校12万2703件、高校1万7611件)。この調査結果に対して、文科省はいじめに対する積極的な認知が進んだことが認知件数の増加要因としています。

反ルッキズムはあくまで表面上

しかし今、世の中全体では、少なくとも表面上は「反ルッキズム」の機運が高まっています。

ディズニー映画に象徴されるように、実写版『リトル・マーメイド』や『白雪姫』のヒロインが原作として違う白人ではなかったり、さまざまなアパレルメーカーも、さまざまな体型のモデルを起用したりしていることも、そうした例として挙げられるでしょう。

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原田 曜平 芝浦工業大学デザイン工学部UXコース教授

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はらだ ようへい / Yohei Harada

1977年生まれ。慶応義塾大学商学部卒業後、博報堂に入社。ストラテジックプランニング局、博報堂生活総合研究所、研究開発局を経て、博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー。2018年よりマーケティングアナリストとして活動。2003年、JAAA広告賞・新人部門賞を受賞。著書に『平成トレンド史』『それ、なんで流行ってるの?』『新・オタク経済』『寡欲都市tokyo』『Z世代 若者はなぜインスタ・TikTokにハマるのか?』などがある。

原田曜平研究室 デザイン工学部UXコース インサイトデザイン研究室(https://yoheiharada-lab.com)

 

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