
60代の会社役員の男にインサイダーの疑い
清水建設は2022年2月10日から3月22日にかけ、日本道路に対する株式公開買い付け(TOB)を実施。出資比率を24.84%から50.10%に引き上げ、連結子会社化した。協業での案件取り込み強化による受注拡大、相互の顧客網・技術・拠点網を活用した事業競争力の強化などが狙いだった。
この清水建設による日本道路のTOBについて、清水建設と関係のある人物の親族が事前に情報を聞きつけ、公表前後に日本道路の株式を売買して不正に利益を得た――。
証券取引等監視委員会は2月28日、こうしたインサイダー取引の疑いが認められたとして、東京都在住の60代の会社役員の男に対し、課徴金納付命令を出すよう金融庁に勧告した。
