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「ネズミの次はゴキブリかよ…」すき家《全店一時閉店》も今すぐすべき“2つのこと” 「やらかすも完全復活した」マクドナルドの成功例に学ぶ

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  • 西山 守 マーケティングコンサルタント、桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授

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ネズミの次は害虫の混入が確認され、全店一時閉店となった「すき家」(筆者提供)

大手牛丼チェーン「すき家」鳥取南吉方店で、提供された味噌汁の中に“ネズミの死骸”が混入していることが発覚し、大きな衝撃を与えたが、また新たな異物混入が発覚した。

3月28日、すき家は公式サイトにて、東京都の昭島駅南店で提供した商品に害虫が混入していたことを公表、謝罪を行った。

さらに、相次ぐ異物混入を受けて、ショッピングセンター内などの一部店舗を除く全店を3月31日9時~4月4日9時まで一時閉店することを発表した。閉店中は、害虫・害獣の外部侵入、内部生息発生撲滅のための対策を行うという。

危機的な状況であることは間違いないが、筆者には、すき家は十分に信頼回復できる余地を残しているように思える。また、それに向けて踏み出した一歩が、今回の一時閉店であると見ている。

異物混入があったことを公表し、謝罪。全店を一時閉店とすることを発表した(画像:すき家公式サイトより)

相次いで「異物混入」が発覚する理由

異物混入が発覚するという事態は、必ずしも店舗の衛生管理がずさんになっているからとは限らない。一度異物混入が起きると、多くの人が気にするようになるし、発覚したらメディアで報道されやすくなる。さらに人々が気にするようになり――と悪循環が起きてしまうのだ。

中には、自分で異物を混入させて写真撮影をしてSNSにアップする愉快犯があらわれたり、料理の上に私物を落としてしまうなど、ちょっとしたハプニングを「異物混入」とネタにして投稿する人が出てきたり――といったことまで起こり、混乱が生じたりもする。

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【10年前に日本マクドナルドで起きた異物混入】

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