週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
ビジネス

「だんごは自分で焼く」「ぜんざいやあんみつ等の甘味も大充実!」  静かに拡大中、コメダ運営の甘味処「おかげ庵」は一体何が凄いのか?

9分で読める
  • 大関 まなみ フードスタジアム編集長/外食ジャーナリスト
2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES

「コメダ珈琲店」でおなじみ「シロノワール」もあったが、「抹茶シロノワール」「ほうじ茶シロノワール」といった「おかげ庵」限定の和フレーバーもあった。

特筆すべきは、甘いものだけでなく食事系メニューも充実していることだ。名古屋名物のきしめんをはじめ、お雑煮、鉄板ナポリタンなんかもあった。冬季限定でおでんもあるようだ。 

おでんのメニュー。焼き餅入りとのことで意外とボリュームはありそう(筆者撮影) 

おかげ庵は甘味処のインスパイア業態 

そもそも「コメダ珈琲店」は、名古屋の喫茶店文化をインスパイアした業態だ。モーニングサービスや小倉トーストといった名古屋のローカル文化を取り入れ、全国に広めた。 

そして、「おかげ庵」を単なる「コメダの和バージョン」と考えるのは早計だ。「コメダ珈琲店」が名古屋の喫茶店のインスパイアであるならば、「おかげ庵」は日本の昔ながらの甘味処を下敷きにつくられた業態だと感じた。

あんみつからうどん(きしめん)、だんご、はたまたおでんまで、だいぶ振り幅の広いラインナップだが、これらは甘味処の定番アイテムだ。 

甘味処と言えば日本の伝統的な飲食店の業態の1つ。昭和の面影を残す甘味処が今も日本全国に残っている。

甘味処といえばあんみつやぜんざいなどの「甘味」のイメージが強いが、実はそれ以外にも様々な品を揃えており、その「なんでもアリ」なメニュー構成こそが甘味処の特徴であり醍醐味だ。 

次ページが続きます

5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象