「だんごは自分で焼く」「ぜんざいやあんみつ等の甘味も大充実!」 静かに拡大中、コメダ運営の甘味処「おかげ庵」は一体何が凄いのか?
おにぎりというキャッチーなアイテムから「米屋の太郎」の方にフォーカスが当たってしまったが、もともと「おかげ庵」で提供していたおにぎりモーニングがスピンオフして生まれたのが「米屋の太郎」だ。

注文を受けてからにぎる「結びたて」のおにぎりが売りだ(筆者撮影)
現在、「おかげ庵」は愛知、東京、神奈川、埼玉で計16店舗。
1000店舗を超える「コメダ珈琲店」に比べると数はまだまだだが、同社の他の別業態「BAKERY ADEMOK』(ベーカリーアデモック」は3店舗、「KOMEDA is □(コメダイズ)」は1店舗にとどまっていることに比べれば、「おかげ庵」は順調に出店が進んでいると言える。
店内はコメダの面影を残すも、ディティールに違いアリ
その魅力を探るべく、筆者は名古屋と都内のいくつかの「おかげ庵」を訪れてみた。

名古屋中心部にある「おかげ庵 栄広小路店」(筆者撮影)

「おかげ庵 蒲田東口店」。このように「コメダ珈琲店」と隣接して出店しているパターンも多い(筆者撮影)

「おかげ庵 新宿センタービル店」の店内(筆者撮影)
店内の造りはどことなく「コメダ珈琲店」の面影を感じる。
席と席の間には木材の仕切りを付け、複数人で利用できるボックス席と一人客向けのカウンターを配置する造りは「コメダ珈琲店」と同じだ。
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