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ライフ #2030年の不動産

2030年に日本はどう変わる? 少子高齢化・人口減少が一段と進行 「コンパクトシティ誕生」の必然

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  • 長嶋 修 不動産コンサルタント(さくら事務所 会長)

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近い将来、日本社会のシステムはダイナミックな変貌を遂げるでしょう(写真:じゅらいじゅらい/PIXTA)
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日本の不動産市場は、少子高齢化や人口減少により、縮小が避けられません。不動産コンサルタントの長嶋修氏は近い将来、大きな社会変革が起きることを見据え、不動産と“幸せな関係”を築くための知識と手段を著書『2030年の不動産』にまとめました。同書より一部を抜粋してお届けします。

社会のシステムがダイナミックに変わるとき

ここ数年で注目されるようになった「グレート・リセット」という言葉をご存じでしょうか。グレート・リセットは、より良い世界を実現するため、今の社会全体を構成するさまざまなシステムを刷新・再構築することを意味します。2021年の世界経済フォーラムのダボス会議(年次総会)でテーマに設定されたことから、話題を集めました。

スケールが大きすぎて、ただの理想論のように思われるかもしれませんが、実際に世の中は、すでにグレート・リセットに向けて動き始めています。今は刷新に向けての過渡期にあり、近い将来、日本社会のシステムはダイナミックな変貌を遂げるでしょう。そのタイミングは、今から少し先の未来――2030年頃になると見ています。

社会のシステムが変われば、私たちの暮らしや働き方も変わります。仕事に対する考え方も大きく変容するはずです。

2030年頃には、世界のパワーバランスも目に見えて変化しているでしょう。具体的には、アジアの時代がやってきます。アジアを代表する国の一つである日本は、地政学的に良いポジションを獲得していると言えます。

日本は、この先シュリンク(収縮)していくばかりの落日の国だと悲観されがちです。しかし、そんなふうに嘆く必要はまったくありません。

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