豪州やNZで「日本人の鉄道旅」が激減した原因 ワーホリで渡航したのに「仕事がない」悲哀

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日本からこの列車に乗るツアーも催行していた「ザ・ガン」(筆者撮影)

海外の鉄道旅は大人気だった

かつてのオーストラリア、ニュージーランド、そしてカナダは、日本人ツアー客、新婚旅行客、そして『地球の歩き方』などを手にした日本人バックパッカー客で賑わったものである。

鉄道旅行にしてもケアンズのキュランダ観光鉄道は日本人観光客で大賑わい、シドニ―パース間の「インディアンパシフィック」に乗車する日本人個人客も目にしたし、アデレード―ダーウイン間「ザ・ガン」に乗車し、エアーズロックを訪れる日本発のツアーも好評であった(乗車区間はアデレード―アリススプリングス間)。

ニュージーランドの「トランツ・アルパイン号」も日本人観光客はお得意さんであったし、カナダのロッキー山脈越えを堪能できる「カナディアン号」も日本人に人気であった。

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