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「日本の高層ビルは安全」と信じるのが危ない理由 高層ビルは「わかっていないこと」が多数ある

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高層ビルについてはわかっていないことが多数あります(写真:メディナス/PIXTA)
高層ビルが立ち並ぶ光景が、「都会」と同義になっている現在。その耐震性について、「耐震先進国の日本に建っているのだから大丈夫」と思っていませんか? 高層ビルの耐震性にまつわるリアルを、『教養としての建築』から一部抜粋・再構成のうえ紹介します。

まだまだ歴史が浅い高層ビル

日本の住宅の大半は木造です。都市部では鉄筋コンクリート造のマンションも多いですが、大きな駅から少し離れたところに行けば、木造住宅がたくさん並んでいます。

木造住宅と言っても新しいものから古いものまであり、規模や形状、間取りも様々です。多種多様な木造住宅が日本中に分布していると言えるでしょう。

それに対し、高層ビルは限られた場所にしか建てられていません。大都市圏に住んでいると日常的に目にするので当たり前になっているかもしれませんが、ほとんどない地域も多いです。

ちなみに、法的には高さ31mを超えると「高層建築物」、高さ60mを超えると「超高層建築物」となります。31mとは中途半端な数字ですが、100尺(≒30.3m)から来ています。

日本のどこかで大きな地震が起きれば、多くの木造住宅が強い揺れを受け、そのうちのいくつかは全壊・倒壊してしまうこともあります。地震によってこれまで数えきれないほどの木造住宅が被害を受けてきました。

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