筋肉維持に必要「プロテイン」いつ摂れば効果的か 「1日に必要なタンパク質」は思った以上に多い

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そして、3つめのメリットはビタミン、ミネラルが多く含まれていることです。

朝は忙しいからパンとコーヒーだけという方は、コーヒーをプロテインに変えるだけでタンパク質の摂取量が増えるだけでなく、栄養バランスが整います。昼食の主菜が少なければ、職場や家に戻ったあとでプロテインを飲めば、タンパク質を補うことができます。

■プロテインの種類と特徴

ちなみに、プロテインには牛乳から作られる「ホエイプロテイン」と「カゼインプロテイン」、大豆から作られる「ソイプロテイン」があります。

ホエイプロテインは消化吸収が速いので増量したい人向き、カゼインプロテインは腹持ちがいいので、筋肉をつけながら体脂肪を減らしたい人に向いています。牛乳に含まれる乳糖でお腹がゆるくなる人には、ソイプロテインがおすすめです。

ホエイプロテインから脂質や糖を取り除き、高タンパクに仕上げたホエイプロテインアイソレート(WPI)は、より早く体型を改善したい方、乳糖が合わない方におすすめです。

(表:筆者作成)

プロテイン食品を活用しよう

ひと昔前はプロテインといえばバニラ味ばかりでしたが、現在はチョコレート味、ストロベリー味、抹茶味など、フレーバーのバリエーションが豊富になりました。

食欲は、生物としての最も基本的な欲求の1つであり、香りや味などを感じながら食べることで心が満たされ、ストレスを和らげてくれます。自分の好きなフレーバーを選べるようになったのは、心身双方の健康にとってよいことでしょう。

一方、食欲を満たすという意味でデメリットがあるとしたら、かみ応えを味わえないところでしょうか。そういう意味では食としては不完全です。

ただ、最近はパウダー以外に、バー(スティック)やヨーグルト、ソーセージ、パン、パスタなど、さまざまなタイプのプロテイン食品が登場しています。味が整っているものも多く、これらはパウダーの不完全さを補ってくれます。

1本満足バープロテインシリーズ。左からチョコ、ストロベリー、ブラック、ホワイト、ベイクドチーズ、ベイクドキャラメル(写真:アサヒグループ食品株式会社提供)
ダノン オイコス プロテインヨーグルト 高吸収タンパク質。左上からブルーベリー、プレーン・砂糖不使用、左下からプレーン・加糖、ストロベリー、レモン&ハニー(写真:ダノンジャパン提供)
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