やせ型なら糖尿病にならないワケではない
年を重ねると太りやすくなり、血糖値を気にする人が増えます。半面、若い頃と体重や体形に大きな変化がなければ、まさか自分が糖尿病やその予備群の仲間入りをしているなんて思わないでしょう。
肥満は確かに糖尿病のリスクの1つです。でも、“糖尿病は太っている人の病気”というわけではありません。糖尿病はあくまでも“血糖値が高くなる病気”であって、太っていなくても血糖値が高くなることはあるのです。むしろ、日本人は肥満でなくても糖尿病になるリスクが高いといえます。
日本における肥満の判定基準は、体重(kg)を身長(m)の2乗で割って算出するBMIが25を超えていること。しかし、2023年の報告では、2型糖尿病患者の平均BMIは24.71と25を下回っています。つまり、日本人で糖尿病を持つ人の半数は肥満ではないと考えられるのです。
次ページが続きます:
【日本人はインスリンを出す力が弱い】
