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「ゆるい働き方」に不安を感じる若手社員の本心 時間に余裕ができたけれど、心には余裕がない

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  • 古屋 星斗 リクルートワークス研究所 主任研究員

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(写真: Lyo/PIXTA)
働き方改革による労働時間の短縮やリモートワークの普及、さらに転職や副業の一般化など、ここ10年で日本の労働社会のあり方が劇的に変化し、これまでのキャリア・デザイン理論が通用しなくなっています。
本稿では、自分の自由になる時間が増えたのに、なぜか不安を感じる、という人に向けて、リクルートワークス研究所主任研究員の古屋星斗氏の新刊『会社はあなたを育ててくれない』より、自分時間の中で有用な経験を積める時間の使い方について紹介します。

労働時間は減り、有給取得率は劇的に上がった

多くの人が、ここ10年ほどの間に私たちの働きかたがガラッと変わったことを感じていると思います。もちろんそれぞれの職場によって違いはあるはずですが、残業時間は大幅に減り、有給取得率も上がり、また、ハラスメントについての意識も過去とは比べものにならないほど根付いているのではないでしょうか。

こうした働きかたの変化は、特に若い社会人に大きく表れています。下の図では、若手社員の労働時間と有給休暇の取得率をグラフにしています。

大手企業(従業員1000人以上)の大卒以上・新卒入社1~3年目正規社員の労働時間・有給休暇取得率の推移(大和書房提供)

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