4年で1200万貯めた29歳「即やめるべき節約法」【再配信】 極端な電気代節約、ポイント集めは意味がない〈再配信〉

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「その過程の中で自分の軸を持てるようになり、人と違うことを恐れないようになりました。例えば、以前は広告で『できる女はみんなこれをやる』みたいのが出てきたら『私もやったほうがいいのかな』とすぐに揺らいで振り回されていました。軸ができると、『別にそれ要らないです』と自分で判断できるようになりました」

節約は“自分探し”でもあると実感したそうだ。

問題意識があることは、節約への大きな一歩

「自分探しという回りくどいことを言ってしまいましたが、第一歩として節約は軽い気持ちでやったほうがいいと思っています。物価上昇や老後不安といったニュースを受けて、節約しなきゃと思っている人が多いと思います。

でも、以前の私もそうだったのですが『節約しなきゃ』みたいな義務感や強迫観念で日々食費を削ったりすると辛いですよね。かといって、『節約を楽しもう!』みたいにポジティブに押し付けられても困惑すると思います。そういう人におすすめなのが、継続のための技術や習慣化について学ぶことです」

小さな一歩や軽い気持ちで始めたことでも、コツコツ継続して習慣化していけば、大きな節約につながる。身に付いた習慣は、無理せず楽に継続できるようになる。

「そもそも、この記事を読んでくださってお金について知ろうと思っている方はすごいと思います。意欲があって問題意識がある時点で、すでに節約の道へと踏み出しています。浪費時代の私は、不安やモヤモヤを抱えながらも、調べてみようとさえ思っていませんでした。

だからこそ、その時点で大きな一歩なのだと思います。今回私が紹介した中でも、すべて実践するのは大変だと思うので、自分に合うものだけ取り入れてみたり、ちょっとだけやってみようと試したり、そんなふうに参考にしていただけたら嬉しいです」

(構成:横田ちえ)

くらま 倹者の流儀/節約系ユーチューバー

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くらま / KURAMA

ファイナンシャルプランナーの資格を有する会社員。東京都内で一人暮らしをしながら、社会人1年目で奨学金約300万円を完済。4年半で貯蓄2000万円を達成する。その貯蓄術やお金のノウハウを発信するYouTubeチャンネル「倹者の流儀」が大きな話題に。自身の成功・失敗体験を踏まえた本音の教訓と、分かりやすい解説で、多くの支持を得ている。著書に『すごい貯蓄 最速で1000万円貯めてFIREも目指せる!』(KADOKAWA)がある。

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