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ビジネス #ふるさと納税のカラクリ

富裕層の恩恵が大きい? 「ふるさと納税Q&A」 メリット、始め方、上限額、確定申告、節税…

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ふるさと納税の返礼品は地方の名産品が多い(写真:編集部撮影)
寄付総額が1.1兆円、利用者数は1000万人を超えた「ふるさと納税」制度。60万品目以上にのぼる返礼品競争が過熱している。本特集では、巨額の寄付マネーの行方や税財政にもたらすひずみに迫った。

Q ふるさと納税は、どのような制度で、何から始めればいいでしょうか。

A ふるさと納税は、簡単にいうと、都道府県や市区町村といった自治体に寄付をする制度です。生まれ故郷などを寄付で応援する趣旨で始まりました。寄付先の自治体にとくに制限はありません。生まれ故郷ではない、何のゆかりもない自治体であっても寄付することができます。

これから始める人は、制度の趣旨を踏まえて、応援したい自治体へ寄付するとよいでしょう。ただ実際は、肉や家電製品といった寄付に伴う返礼品の内容で選ぶ人が大半です。

全国の自治体の返礼品を紹介するポータルサイトから返礼品を選び、クレジットカードで寄付の決済ができるため、インターネット通販のような感覚で、手軽に始められるからだと思われます。

自己負担は一律2000円

Q タダ同然で返礼品が受け取れると聞いたのですが、本当にそうなのですか。

A 無料というわけではないですが、高価な返礼品をごく少額の負担で受け取ることができるというのは本当です。下図を見てください。これは、ふるさと納税で寄付したお金が、税金としてどう処理されるかを示したものです。寄付したお金は、2000円を除いて所得税と住民税で軽減措置(控除)があります。

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