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海外の優秀なエンジニアが日本企業を選ばない訳 人気が落ちている要因は「企業の体質」にあった

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  • 国本 和基 freecracy株式会社代表取締役社長兼CEO

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海外の会社は、日本よりはるかに柔軟です。エンジニアに気持ちよく仕事をしてもらうことが、社の未来に関わる重要な要因であることを理解しているからです(写真:EKAKI/PIXTA)
日本企業のIT人材採用競争力が急速に低下している。給与交渉の硬直性や柔軟性の欠如が、優秀な海外エンジニアの獲得を困難にしている。一方で、「コストを下げる」ことに固執するあまり、プロジェクトの成功という本来の目的を見失っている現状もある。
多重下請け構造がもたらす品質低下の問題も深刻化が進む「ゆでガエル」状態の日本IT業界が、国際競争を生き抜くための課題と打開策を探る。(『エンジニアリソース革命』より抜粋してお届けします)。

優秀な人材を遠ざける日本企業の体質

私が日本と海外で仕事をするなかで強く感じているのは、日本企業の採用における競争力が明らかに落ちているということです。

たとえば、これまでベトナムで日本企業がベトナム人材をめぐり、欧米系企業に競り負けるということはありましたが、東南アジアの企業に負けるということはほぼありませんでした。

しかし最近は、ベトナムの現地企業にも日本企業が競り負け、採用に失敗するというケースが増えているのです。

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