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日銀審議委員に求められる政治からの「独立性」 異次元緩和決定時の会合の議事録が公開された

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  • 軽部 謙介 帝京大学教授・ジャーナリスト

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2013年4月、黒田氏(奥中央)が日銀総裁に就任して初の金融政策決定会合で異次元緩和が決まった(写真:共同通信)

日本銀行は時々、独特の表現を使う。

「不芳感」。「堅確性」。普段はあまり目にしない単語が文書に記載されていたりする。「仕振り」もその1つだろう。「しぶり」と読む。『広辞苑』には「物事をする様子、仕方」という意味で収録されているが、一般的にはあまり用いられない言葉だ。こんなふうに使う。

「米国の態度から自分の都合のいいところだけをつまみ食いするというのが彼らの仕振りです」

これは日銀がまとめたオーラルヒストリーの中で、元総裁の三重野康氏が大蔵省(現財務省)について述べているくだりだ。現役の日銀マンがどの程度使っているのかはわからないが、OBなどと話していると時々耳にする。

最近公開された金融政策決定会合の議事録を読んで気になったのは、審議委員の仕振りだ。

審議委員に求められる「独立性」

決定会合の議事録は10年後に全面公開される。このほどオープンになったのは、2013年1月から6月までの分。白川方明氏の総裁退任、黒田東彦氏の総裁就任など、日銀現代史の中でも「激動」と位置づけられる時期だ。

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