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中央線にも連結へ「通勤グリーン車」海外最新事情 香港の「頭等」、ドバイは路面電車にも上級席

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JR中央線快速に2024年度末以降導入される予定の2階建てグリーン車(写真:Pirlo21/PIXTA)
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JR東日本の中央線快速電車に2階建てのグリーン車が連結される。すでに完成した車両もあり、2024年度末以降のサービス開始を予定している。首都圏のJR各線では東海道線や高崎線、宇都宮線など各線で2階建てグリーン車を運行しているが、中央線快速は中距離電車の他線と比べて駅の間隔が短い「通勤電車」で、車両は乗り降りの時間を短縮するため、2階建てグリーン車としては初の両開き扉になっている。

海外の「優等車両」どうやって乗る?

日本以外の各国にも、グリーン車のような優等車両を連結して走る通勤電車がある。JR東日本のグリーン車はSuicaなどのICカードで座席上のセンサーにタッチして利用する形だが、海外ではどんな形で特別料金を課金しているのか。筆者が体験した各国の例を紹介したい。

アジアで代表的な例は、香港の鉄道として最も古くから走っているMTR東線だ。かつて九廣鉄路(KCR)と呼ばれていた同線の歴史を遡ると、イギリス統治時代の1910年に開業しており、100年以上の長きにわたって住民の足となってきた。歴史的にイギリス本土では大半の列車に1等車が連結されていることを反映し、中国への返還からすでに25年以上経っているにもかかわらず、今も9両編成に1両のファーストクラス(頭等)車両を連結している。

香港MTR東線のファーストクラス(頭等)乗車位置を示すホームの案内板(筆者撮影)

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