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友だちを「推す活動」に若者たちがハマる深い理由 広がる「推し活」の知られざる変化

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  • 原田 曜平 芝浦工業大学デザイン工学部UXコース教授

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若者たちがハマる「推しごと」とは?(画像:筆者提供)
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昨今、Z世代近辺の若者世代から「推し活」という言葉をよく聞くようになった読者の方もきっと多いと思います。

これは、以前は「オタ活」(オタク活動の略)などと呼ばれていたもので、好きな歌手・俳優・声優・アニメキャラクターなどを応援し、消費行動等を行うことを指します。

が、コロナが落ち着きつつある今、そのZ世代のいわゆる「推し活」に大きな変化が起こっているようです。

今回はその「推し活の変化」について、現役大学生たちがレポートしてくれます。

「推し」が友だち?

Z世代の間で「推し活(自分の好きなアイドルを推しと呼び、その推しを応援する活動)」が一般的になってきた。グラスに推しの名前のシールを貼る「推しグラス」や推しの誕生日を勝手に祝う「本人不在の誕生日会」など様々な推し活が誕生した。

写真左より、加藤耀(東京理科大学 理工学部 数学科 3年) 、晄杏樹(青山学院大学 法学部 法学科 2年)、 河口叶(千葉大学 法政経学部 法政経学科 3年)

しかし、推し活は、叶わぬ恋に必死になっているようで「イタい」イメージがある。特に周りの目を気にしやすいZ世代は周りから「イタい」と思われていないか心配になることもある。一方でSNSで発信される、友だちとの充実した推し活の様子を羨ましく思っている人も多い。

また、同担拒否(同じ推しを応援する他のファンと交流を持ちたくないという姿勢)や推しのジャンルが違うと、友だちと推し活を楽しめない。このように友だちと純粋に推し活を楽しみたいのに楽しめないというジレンマに陥っているのである。

そこで最近のトレンドとして誕生したのが「友だち推しごと」である。これは筆者たちの造語であり、友だち同士で友だちを推しに見立てて推し活をして楽しむというものだ。

事例とともに詳細を紹介していく。

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【Z世代で写真を撮るときの定番ポーズ】

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