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"最強アイドル"「超タフすぎるメンタル」の作り方 「大人の事情」乗り越える松山あおい3つの決意

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世界最大のアイドルイベントのひとつ「TIF2022」に出演した松山あおい。そのステージからは何が見えたのだろうか(写真:松山あおいさん提供)
イメージとは裏腹に過酷を極める地下アイドルの世界。そんなアイドルの世界で今注目を集めているのが松山あおいだ。
9年前、地下アイドルとしてデビューし、以来ストリートや店頭でのライブを中心に活躍。大人に騙されそうになりながらも厳しい環境を耐え抜き、世界最大のアイドルフェスティバル「TIF」の出演まで駆け上がったソロアイドルだ。
「セルフプロデュースアイドル」として、すべて「自らの力」で切り開いた松山の強さの秘密に迫る。
前編:「21歳「最底辺"地下アイドル"」襲った超過酷な現実

メンタルを強くする「“アンチ”を切り捨てる」勇気

松山あおいの強靭なメンタル、そして継続力を作り上げてきた要素が3つある。

まずひとつめが「“アンチ”を切り捨てる」勇気だ。

【1】「“アンチ”を切り捨てる」勇気

今やアイドルにとって欠かせないツールであるSNSや配信アプリよる活動。そこでのファンとのやりとりや距離感に、それは見て取れる。

特にこのコロナ禍に入り、「地下アイドル」の活動は、スマホなどの配信アプリによるライブ配信がこれまで以上に盛んになった。ただ、松山はそれ以前から長くライブ配信を続けていた。

「配信は大型のイベント出演をかけたオーディションがきっかけではじめました。その後もいろいろなオーディションがあり、目標があったおかげで続けられました」

松山は配信で、ただしゃべるだけではなく、筋トレや料理、ゲームなど「視聴者の目に止まるようなさまざまな工夫」を凝らしてきた。それはストリートや店頭でやっていたあの頃と同じく、「楽しんでもらおう」という配信である。

ただし、行儀の良い視聴者ばかりではない。

配信を続けるごとに、メンタルは強くなっていきましたね。なかには批判的なコメントをする方もいて、そういう人は『じゃあ来んなよ!』ってブロックしてバイバイですね(笑)」

そう、これこそが松山に備わった「“アンチ”を切り捨てる」勇気である。つまり「“アンチ”は気にしない」ということが一番自身のメンタルにとっていいことを理解しているのだ。

SNSをやっている人であれば、大なり小なり、やりとりで嫌な思いをした経験のある人は多いだろう。アイドルは常に、その矢面に立つ存在。

だからこそ自身のメンタルを守るため、ファンではないものには躊躇はない

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【地下アイドルにとって「ファン」は生命線】

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