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三菱自、13年ぶりの軽EVで狙うアイミーブの雪辱 販売責任者に聞く普及に必要な「傾向と対策」

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三菱自は世界初の量産型EV「アイミーブ」以来、13年ぶりに軽EVを発売する(記者撮影)
電気自動車(EV)シフトの波が押し寄せる自動車業界で、2009年に世界初の量産型EV「i-MiEV(アイミーブ)」を投入したのが三菱自動車だ。軽自動車でのEVという新たな挑戦だったが、400万円を超える価格と短い航続距離(一度の充電で走れる距離)に支持は集まらず、2021年3月にひっそりと生産を終えた。
その三菱自動車が、日産自動車と共同開発した軽EVの投入に今夏乗り出す。日本市場の4割を占める軽で、EVは普及するのか。石川善太国内営業本部長に勝算と課題を聞いた。

軽自動車はEV、大きい車はPHEV

ーー新たに発売する軽EVの位置づけは。

2009年にアイミーブを出した歴史と経験の延長線上という意味もあるが、やはり大きな要素としては環境に貢献するという視点だ。EVは車として走る部分だけを見るともちろん環境貢献が大きいが、製造段階でどれくらい二酸化炭素(CO2)を排出するかということも重要だ。

現状、日本では電池を多く積んだ車はどうしても製造段階でCO2排出量が大きい。そうした面からも、サイズの大きい車はプラグインハイブリッド(PHEV)が適しており、小型車で電池の積載量が大きくないものはEVが適切だと考えている。

アウトランダーとエクリプスクロスがPHEV、軽自動車はEVというのが最適な組み合わせとなる。軽EVが投入されれば、われわれの電動化戦略のピースが揃うことになる。

ーー5月20日に発売する軽EVは補助金込みで200万円を切る価格で出す予定です。一方で航続距離は170キロメートルとやや短い印象です。

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