秋のマスターズが、終わった。コロナ禍で4月から11月に延期のうえで開催された異例のマスターズ。優勝したのは、ダスティン・ジョンソンだった。20アンダーという大会新記録。初日からずっと首位を守る完全優勝は、マスターズ史上12人目など、いくつかの記録を塗り替えた。
注目を浴びていたブライソン・デシャンボーは、撃沈した。ウッズも最終日の12番ホール・パー3で池に入れるなどで10打を費やし敗退した。それでもウッズは、残りの6ホールで5バーディーを奪って面目躍如を示した。
松山英樹は、優勝争いをしていたものの最終日「自分を見失って」13位タイにとどまった。
秋と通常の春と季節の違いは、そのままコースコンディションの違いとなった。まずは、芝種の違いだ。オーガスタの芝は、3種類をブレンドしているが、この時季は、バミューダ芝が主体となりしかもソフトな状態だから、フェアウェーでのボールの転がりも違う。事実、デシャンボーのドライバーショットは、ほとんどランがなかった。落下角度がほかの選手よりも高いので、ほぼキャリーだけの飛距離だった。それでも、324.4ヤードでダントツな飛距離だった。
デシャンボーにとって計算外だったのは、体調不良だったことだ。2日目を終えて原因不明の目まいがしたと告白している。
そして、もうひとつは無観客だったことかもしれない。2日目の3番ホールは、距離が短いパー4。ドライバーでグリーンを狙ったボールが左にそれてラフに消えた。探しても見つからなかった。もし、ギャラリーがいたならば、すぐに見つけ出せたかもしれない。
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