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「地域1番店にならなければ生き残れない」 加藤央之 物語コーポレーション 社長

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かとう・ひさゆき 1986年生まれ。神奈川大学卒業後、2009年4月に物語コーポレーション入社。お好み焼事業部事業部長、業態開発本部本部長などを経て、20年7月に副社長執行役員に就任。20年9月から現職。
郊外型焼き肉店「焼肉きんぐ」などを552店(2020年10月末時点)展開する物語コーポレーション。緊急事態宣言中は売り上げが落ち込んだものの、6月以降は前年並みにまで回復している。9月には経営体制を刷新し34歳の社長が誕生。副社長就任後、わずか2カ月で経営トップに抜擢された加藤央之社長に今後の戦略を聞いた。

──コロナ禍で外食業界には逆風が吹いていますが、成長戦略に変化はあるのでしょうか。

消費者が外食する頻度は落ちており、郊外にある身近な飲食店の利用が中心となっている。そうなれば、地元の消費者に選ばれる地域1番店にならなければ生き残れない。

幸い「焼肉きんぐ」は郊外のファミリー層に支持されており業績は安定している。客足の戻りも比較的早く、まだ恵まれた状況だ。待ち時間が長くなるといった課題もあるので、予約受け付けなどの仕組みを作り、顧客満足度を高めなければならない。

ただ、成長戦略はこれまでと変わらない。新規出店と既存店の改善を継続することで業績を伸ばしていく。今後も出店の中心となるのは、市場規模の大きい焼き肉とラーメンの業態だ。「焼肉きんぐ」は関西に、郊外型ラーメン店の「丸源ラーメン」は北海道と東北にまだまだ出店の余地がある。

──新社長として、まずはどのようなことに取り組むのでしょうか。

われわれの強みは開発力と人材力だ。仮説検証を繰り返した開発理論がベースにあり、ノウハウも蓄積されている。

社員それぞれが主体的に改善案を考え、意見をぶつけ合うことで、企業として成長することができた。そうした社員意識を保てる人事評価制度を新たに確立したい。

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