──コロナ禍で外食業界には逆風が吹いていますが、成長戦略に変化はあるのでしょうか。
消費者が外食する頻度は落ちており、郊外にある身近な飲食店の利用が中心となっている。そうなれば、地元の消費者に選ばれる地域1番店にならなければ生き残れない。
幸い「焼肉きんぐ」は郊外のファミリー層に支持されており業績は安定している。客足の戻りも比較的早く、まだ恵まれた状況だ。待ち時間が長くなるといった課題もあるので、予約受け付けなどの仕組みを作り、顧客満足度を高めなければならない。
ただ、成長戦略はこれまでと変わらない。新規出店と既存店の改善を継続することで業績を伸ばしていく。今後も出店の中心となるのは、市場規模の大きい焼き肉とラーメンの業態だ。「焼肉きんぐ」は関西に、郊外型ラーメン店の「丸源ラーメン」は北海道と東北にまだまだ出店の余地がある。
──新社長として、まずはどのようなことに取り組むのでしょうか。
われわれの強みは開発力と人材力だ。仮説検証を繰り返した開発理論がベースにあり、ノウハウも蓄積されている。
社員それぞれが主体的に改善案を考え、意見をぶつけ合うことで、企業として成長することができた。そうした社員意識を保てる人事評価制度を新たに確立したい。
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