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キャリア・教育 #定年消滅

元店長が店舗で魚をおろす Part2 いつまでもこの会社で|流通 サミット

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魚の加工を担当する長谷川さん。客の要望に応じて魚をおろす
週刊東洋経済 2020年10/17号
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「やりたい仕事をやっているから大満足している。できたら75歳まで勤務を続けたい」。東京都江戸川区にあるサミットストア瑞江店で働く長谷川和大さん(67)は、明るい表情でそう話す。

2016年12月、首都圏スーパー大手のサミットは、パートタイム社員の定年を60歳から65歳に、パートタイム社員を定年退職後に再雇用するシニアパート社員については、定年を70歳から75歳に引き上げた。正社員の場合は、60歳の定年後に65歳まで嘱託社員、その後はシニアパート社員としての勤務が可能で、長谷川さんは正社員、嘱託社員を経てシニアパート社員として働く。

現在はサミット入社時から約8年間担当していた鮮魚部門で魚をさばき、週3日、1日7時間の勤務をこなす。体力などの事情に合わせ、勤務時間の変更も可能だ。長谷川さんは、先輩が65歳で退職したものの日々が退屈でサミットでの勤務を再開した事例を複数聞き、シニアパート社員としての勤務を決めた。

長谷川さんは店長や地区マネジャー、台湾サミットへの出向と、幅広い経験の持ち主だ。現在の瑞江店長は、20年前に店長をしていたときにグロサリー部門のチーフだった元部下だ。立場の変化について長谷川さんは、「戸惑いはまったくない。もともと人と接するのが好きで入社している。昔の立場は忘れた」と語る。

年齢重ねても力を発揮

現在、鮮魚部門のチーフの指示に従って働いている。人事部の安田大輔マネジャーは、「サミットはもともと実力主義で、店長が副店長になったり返り咲いたりする会社。店長でなくなったといった理由でやる気がなくなることはない」と説明する。

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