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規制の下でも日韓企業の協働は進化する 半導体製造は日韓が二人三脚で発展させてきた歴史がある

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2019年8月に経済産業省が輸出上の優遇措置対象「ホワイト国」(グループA)から韓国を除外して、間もなく1年が経つ。フッ化水素やEUV(極端紫外線)フォトレジスト、フッ化ポリイミドの半導体関連部材3品目の輸出規制も続いている。

規制の強化について、輸出管理制度を運用するうえでの信頼関係が喪失され、また韓国側の情報漏洩など不適切な事案が発生したためと、日本政府は説明してきた。

この規制による影響について、議論が分かれたままだ。日本側の措置を受け、韓国側は規制品目の国産化に本腰を入れた。一方の日本では「日本製品ほどの高品質なものを韓国ではつくれない」という見方が根強い。

実際の貿易統計から見てみよう。韓国が日本から輸入したフッ化水素の金額は、規制開始後の19年8月以降急減。規制前の19年3月の輸入額は700万ドルだが、8月には50万ドルを切った。その後も伸び悩み、20年5月は100万ドル前後と規制前の水準を大幅に下回る。

EUVフォトレジストの輸入額は19年7月に5000万ドル超を記録した後、落ち込んだ。しかし、20年5月には3000万ドル前後と、ほぼ規制開始前の水準に回復している。これは、昨年12月に日韓の特定企業同士の取引に限り、最長3年間の輸出許可が得られたことが影響したものとみられる。

日韓はウィンウィン関係

韓国経済に詳しい日本総合研究所の向山英彦・上席主任研究員は、日本国内に根強い「韓国は追いつけない」という安易な指摘に異を唱える。韓国が狙った脱日本化は、日本が想定している以上に進行しているためだ。

フッ化水素では、LGディスプレイがディスプレー製造時に使うものを韓国産に切り替えた。ディスプレーは品質を決める微細化水準が半導体よりも低いので、純度の低いフッ化水素が使用できるためだ。またサムスン電子も半導体の製造工程の一部に、韓国産のものを投入している。

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