──昨年12月の中期計画公表とその後の決算説明会を経て、株価が急騰しました。
株価はわれわれのコントロール外だ。増配や自己株買いといったことにはいっさい言及していない。ただ利益が出たらその分は当面、成長資金に積極的に振り向けるつもり。ある種の慎重さを備えつつも、M&Aにも挑戦してみたい。
──中計では25年10月期に営業利益50億円。ところが初年度は減益計画からのスタートです。
成長に向けた先行投資を今期はやり遂げるという意味で、意志ある減益。将来の1000人体制を踏まえてオフィススペースを3倍に拡張し、ブランディング戦略や採用戦略の一環としてテレビCMも打つ。前期は計画を25人上回る95人を採用したが、今期は120人を採用する。株価の上昇はこうした施策も評価いただけたかと。
──成長を果たしていくうえでカギを握るのは何だと考えますか。
一にも二にも社員数。人をいかに増やせるか。わが社のクライアントは東証1部上場の大企業が中心だ。一社一社の規模が大きいので少人数(19年10月末で254人)ではとてもニーズに応えきれない。クライアントからも「このままでは他社にお願いせざるをえなくなるから、とにかく人を増やして供給力を上げてくれ」といった要請がひっきりなしだ。
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