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先行するJR、追う東急…羽田空港アクセス線の行方 東京ディズニーリゾートへも1本で

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羽田空港アクセス線が完成すれば東京-羽田空港間が18分に(撮影:梅谷秀司)

10年後、首都圏の各地と羽田空港を結ぶ鉄道はずっと便利になっているかもしれない。

JR東日本は「羽田空港アクセス線」と呼ばれる新線の整備に動き出している。2019年5月に環境影響評価(アセスメント)の手続きに着手。アセスに3年、工事に7年程度かかるとしており、順調に進めば29年ごろに新線が完成し、東海道線に乗り入れて東京駅と羽田空港がダイレクトに結ばれる。東京─羽田空港間はモノレール乗り換えで28分かかるが、これが18分に短縮される。また、東京駅からは上野東京ライン経由で宇都宮・高崎方面、常磐線方面(東山手ルート)とも結ばれる。

羽田空港アクセス線はりんかい線に乗り入れ、新宿、池袋方面(西山手ルート)、新木場方面(臨海部ルート)とも結ぶ計画だ。完成すれば、京急線品川乗り換えで43分かかる新宿─羽田空港間は23分に、モノレール乗り換えで41分かかる新木場─羽田空港間は約20分となる。臨海部ルートは新木場から京葉線に乗り入れて、舞浜方面と結ばれる可能性もある。実現すれば羽田空港と東京ディズニーリゾート(舞浜)が1本で結ばれる。3ルートを合わせた総事業費は約3400億円と巨額だが、多方面とつながる効果は大きく、それに見合う収益が期待できそうだ。

東急と京急線が接続

羽田空港のアクセス線計画はJR以外にも、大田区などが推進する「新空港線」がある。約800メートル離れた東急蒲田駅と京急蒲田駅の間に新線を建設することで、東急多摩川線と京急空港線が接続する。事業費は1260億円と試算されており、新線の営業主体は東急電鉄が予定されている。東急蒲田駅と京急蒲田駅を結ぶため「蒲蒲線」とも呼ばれるが、蒲蒲線という呼び方にはローカル的な響きがあるとして、東急電鉄の渡邊功社長は、「新空港線という呼び方をお願いしたい」と、やる気満々だ。

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