
【上場日(市場)】2019月10月28日(東証マザーズ)
【設立】2015年11月30日
【本社所在地】東京都渋谷区渋谷
【代表者(年齢)】裙本理人社長(37)
【事業内容】患者から採取された脂肪組織や血液を医療機関から預かり、治療向けに加工・保存する再生医療ビジネスを展開。ほかにコンシューマー事業も
【売上高】16.1億円
【営業利益】3.2億円(19年10月期)
【公開価格】2280円
【直近株価】1万0950円(2月18日)
設立からわずか4年。細胞の加工受託など再生医療ビジネスを手がけるセルソースは、2019年10月に東証マザーズ市場へスピード上場を果たした。
住友商事出身の裙本(つまもと)理人社長(37)は当初、医療に関して素人だった。起業のきっかけとなったのは、ある法律の施行だ。
14年11月に再生医療等安全性確保法が施行、国内の再生医療に関するルールが整備された。「再生医療で大きなビジネスチャンスが訪れることを法律から読み取れた」と裙本社長は振り返る。そこで約1年間、学会に参加して医師に質問するなど市場調査を実施し、セルソースを設立した。
膝関節症の患者を救う
セルソースの再生医療事業では、医療機関が患者から採取した脂肪組織や血液を預かって、治療向けに加工したうえで医療機関に提供する。それを患者の患部に注入することによって、自己組織の修復を促すことが期待できるという。
対象とする主な疾患領域は、国内で2500万人以上と推定される、変形性膝(ひざ)関節症である。加齢や肥満などの原因によって膝の軟骨がすり減ることで炎症が起きる疾患であり、軽度なケースはヒアルロン酸の注射が、重度のケースは人工関節が一般的な治療法だ。同社の再生医療はその間のミドルゾーンをターゲットにしている。
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