有料会員登録 東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資 #四季報ルーキー登場

SaaS時代の悩める企業を後方支援 【4475】HENNGE

3分で読める 有料会員限定
毎日着物で出勤する小椋一宏社長、海外人材活用が契機となった(撮影:尾形文繁)

【上場日(市場)】2019年10月8日(東証マザーズ)
 【設立】1997年11月
 【本社所在地】東京都渋谷区南平台町
 【代表者(年齢)】小椋一宏社長(44)
 【事業内容】企業が導入する複数のクラウドサービスのIDを一括管理できる、月額課金サービス「HENNGE One」を展開。解約率の低いストック型ビジネスが中心
 【売上高】34.2億円
 【営業利益】1.8億円(19年9月期)
 【公開価格】1400円
 【直近株価】2036円(2月10日)

複数のクラウドサービスを企業が導入すると、管理するIDが膨大に増えてしまう。これらを一括管理するシステムを手がけるのが、2019年に上場したHENNGE(へんげ)だ。

主力はSaaS(Software as a Service)それぞれに要求されるID、パスワードを一元化し、1回のID、パスワード入力で済むようにするサービス。アクセスコントロールも強みだ。例えば「カオナビ」の人事情報は限られた社員のみを対象とし、「セールスフォース」は営業担当者なら外からでもアクセス可能とするなど、それぞれ細かく設定できる。

創業は1996年までさかのぼる。15年ほどはオンプレミス(社内システム)のメールセキュリティーなどで稼いできた。それを11年の東日本大震災を機にクラウド中心へ転換。多くの企業は既存サービスで一定規模の売り上げがあると、クラウド移行に苦戦しがちだ。この点、HENNGEは09年ごろからクラウドについて調査を行い、サービスの原形を作り出していた。新時代を確信して一気に舵を切った。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数