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高速コンピューターで先端開発を支援 【6597】HPCシステムズ

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「世界の科学技術の発展にHPCで貢献したい」と話す小野鉄平代表(撮影:尾形文繁)

【上場日(市場)】2019年9月26日(東証マザーズ)
 【設立】2006年7月3日
 【本社所在地】東京都港区海岸
 【代表者(年齢)】小野鉄平代表取締役(46)
 【事業内容】科学技術計算用の高性能コンピューターとシステムを大企業や官庁向けに開発・販売。AIや5G、自動運転などで需要が急拡大している
 【売上高】53.9億円
 【営業利益】3.6億円(19年6月期)
 【公開価格】1990円
 【直近株価】2946円(1月21日)

トヨタ自動車、パナソニック、ソニー、武田薬品工業。日本を代表する製造業や大学研究室が手がける先端研究開発を、コンピューターとシステムで支える企業がある。2019年9月に上場したHPCシステムズは、科学技術計算用途の高性能コンピューターからソフトウェアの開発・販売、導入・運用支援までを一気通貫で提供している。社名にあるHPCとは、ハイ・パフォーマンス・コンピューティングの略称で、主に科学技術計算用途で使われる高性能計算を指す。

同社の前身企業の1つは、量子化学計算の代表的なソフト「Gaussian(ガウシアン)」を日本でいち早く普及させた会社として知られている。以前の顧客は大学研究室などが中心だったが、「02年当時、世界最速のスパコンであった地球シミュレータの開発費400億円に対して、今は同じ性能のものを数百万円で購入できる」(小野鉄平代表)。

コンピューターの高速化と低価格化は、20年間で目覚ましい勢いで進行。今や大規模かつ高精度なHPCシミュレーションは、創薬や新素材開発から自動運転のアルゴリズム研究、ビッグデータ解析など、あらゆる企業の先端技術開発で不可欠な存在となった。

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