有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ #ゴルフざんまい

格好を気にしないゴルフプレーの攻め方 30年前の忘れられないアプローチショット

3分で読める 有料会員限定
(イラスト:ソリマチアキラ)

冬が到来して、何かと気ぜわしい12月になりました。今回は、私が26歳のとき優勝した89年「ミズノオープンゴルフトーナメント」での忘れられないアプローチショットについて。格好を気にしないゴルフプレーの攻め方のお話です。

場所は石川県朱鷺(とき)の台カントリークラブ。断トツ首位で迎えた最終日、優勝のプレッシャーから少しずつボギーが出始めた後半のあるパー4で、2打目がグリーンすぐ左脇のラフに入りました。そのグリーンは砲台グリーンで私の背丈を超える3メートル近い高さ。ピンは左から5メートルあたり。砲台グリーン真下から3メートルの高さを超えて、すぐ止めるボールを打つ必要があり、寄せるのがものすごく難しいアプローチショットでした。

今なら、ロブショット(サンドウェッジのフェースを開いてカットに打ち、ふわっと上げてすぐ止める技)で寄せることもできますが、その技術は90年米国ツアーに行ってから覚えたので、当時はまだ打つことができません。苦肉の策で思いついたのは、9番アイアンでのランニング。砲台グリーンの法面(のりめん)に当ててボールを転がし上げること。9番アイアンを右足に置いてクラブフェースを立てる。そのまま低くボールを強めに打って、砲台の法面(のりめん)に4回くらいバウンドさせながらボールを駆け上がらせました。グリーンカラーに届く頃にはボールの勢いがなくなり、うまい具合に30センチメートルに寄ってパーを拾うことができました。パーを取りたい一心で思いついたアプローチショット。格好を気にしなければ何でもできるなあ、とうれしく思いました。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数