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ライフ #ゴルフざんまい

ブームだけのゴルフから本質のゴルフへ 岐路に立つトーナメント・フィールドの枠組み

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(イラスト:ソリマチアキラ)

今年の日本女子オープンは、三重県のココパリゾートクラブ白山ヴィレッジで開催された。ギャラリー総数は、史上2番目の4万7436人。

これは、2005年、戸塚カントリー倶楽部で宮里藍が優勝した4万8677人に迫る集客である。戸塚の場合は、東京近郊で交通の便もよく、最寄り駅からでもバスで20分足らずと、開催コースとしては立地が最適だった。ところがココパリゾートは、名古屋駅から近鉄の特急を使っても1時間かかる。そこからギャラリーバスで優に30分。車でも大変な場所にある。それでもギャラリーは、朝4時からゲート開門を待つ車で長蛇の列。選手たちも、その渋滞する車に閉口したという。

その状態を見ると、昭和の時代にできて平成を越えたスポーツイベントの枠組みのままでは、支障を来していると感じた。兵庫県三木市細川町のチェリーヒルズGCでの日本女子プロ選手権も、やはりギャラリーの駐車場で大変な思いをしたと聞く。駐車場から会場まで、およそ4キロメートル。そのバス輸送がなかなかはかどらず、ギャラリーたちは、待ちくたびれて徒歩で4キロ歩いてコースへ行く始末だったという。

つまり、大勢のギャラリーを集めて開催するイベントとしてのトーナメント・フィールドの枠組みが、すでに対応しきれていない。その一方で、男子トーナメントは閑散としている。ならば、昭和の時代に構築されたフィールドの枠組みを縮小したほうがいい、と皮肉を込めて言いたい。

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