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ライフ #必ず伝わる最強の話術

エゴと忖度を排除しよう プレゼンはチーム戦

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  • 松本 和也 プレゼン・スピーチコンサルタント、元NHKアナウンサー

ラグビーワールドカップで、8強入りを果たした日本代表のチームスローガンは「ワンチーム」でした。企業を代表して行うプレゼンテーションも、やはりチーム一丸となって行う必要があります。今回は、私が最近、企業からの依頼を受けると必ず最初にしている話をご紹介します。

チーム一丸と聞いて「そんなの当たり前だ」と思った方も多いでしょう。しかし、当たり前のことが実際には当たり前にできないことは多いもの。私はさまざまな企業をお客様に迎え、プレゼンテーションを作るサポートをしていますが、ワンチームになることの難しさを何度も見てきました。

例えば、決算発表会や会社説明会でのプレゼン。多くの企業(とくに大企業)では、さまざまな部署から「こういうことを言ってほしい」という意見を集め、それらを「えいや」とまとめて原稿を作ることがほとんどです。そのため、誰に対するアピールかわからない長々とした文章、本当に必要があるのかと思う数値やグラフなどの連発になってしまいがちです。

そうして出来上がった原稿を渡されるのが社長。一生懸命読み上げても多くの場合、文章が長くて読みにくく、内容もスライドも情報量が多すぎて結局聞いている人に伝わらない。会の出席者や、原稿を作った社員にすら「社長の話、わかりにくいんだよね」と言われてしまう。ある社長に「こんなに難しい原稿、よく読みましたね。もっと読みやすくしてほしいと言わないんですか?」と聞いたら、「皆が頑張って作ってくれたものだから、僕も頑張るしかないんだよね」と言われたこともあります。これでいいのでしょうか?

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