プレゼンテーションで聞き手を「グッと引きつける」ために大切なこと。それは「間(ま)」を意識的につくり出し、積極的に活用することです。「間」というと、「話すときの間」と考えがちですが、動きやスライドの使い方でも同様に「間」の使いこなしが重要になります。今回はさまざまな「間」の活用法をご紹介しますね。
まずは、話し方から。とくにベンチャー企業やIT関係の方で多いのが、自社の優位性やビジョンなどを自信満々にしゃべりまくるもの。確かに聞き手を圧倒できるでしょう。ご自身も思う存分伝えられたと充実感を覚えるかもしれません。
でも、私としてはもったいないなあと思います。聞き手は話の内容を反すうしたり、経験と照らし合わせて「なるほど」と納得したりする時間を与えられず、結果、心の奥まで言葉が届かないことになるからです。それに何より、聞いていて疲れますよね。
そうならないためには、伝えたい話・キーワードの前に「たっぷり黙る」こと。経験上「間を取ろう」くらいでは不十分で、「今、自分は黙っているなあ」と感じるくらいでちょうどいい。それくらいやれば、聞き手も「次に何を言うんだろう?」とあなたの言葉に引きつけられていくはずです。
次に、動き。「スティーブ・ジョブズのように格好よく歩きながら話すにはどうしたらいいですか?」と質問されることがあります。私は「歩くことよりも、しっかり立ち止まって話すことのほうが大切ですよ」と答えています。
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