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ここまで30回余りにわたり、話して伝えるためのコツをご紹介してきました。本当に伝わる話し方をするためには、声の出し方や立ち居振る舞いなどのテクニック以上に、言葉選び、文章作りなどの準備が大切なことは、この連載をずっと読んでくださっている方はすでにおわかりかと思います。
そこで今回から、これまでもたびたび取り上げてきたプレゼンテーションについて、どんな段取りで準備を進めるのか、私流の方法をご紹介します。これまでの伝え方のノウハウも出てきますので、確認してみてくださいね。
いちばん初めにするのは
データ集め? スライド作り? それとも原稿を書くこと? いいえ、違います。プレゼンの準備の最初に行うのは、プレゼン本番の日までの工程表=スケジュールを作ることです。話の展開の骨格作り、コメント作成、スライド作成、話す練習など、各工程のスケジュールを作りましょう。中でも、わかりやすく聞きやすい話し方をするための練習には、最低でも1日は取っておいてください。
「うちの社長は話すのが下手で」とおっしゃる経営企画室や広報の方がいらっしゃいますが、よくよく聞くと本番直前まで原稿を用意できず、話す練習がまったくできないまま社長が本番に臨んでいたとわかって驚いたことがあります。社長の気持ちになってみてください。そんな直前にもらった原稿をすらすら読めるでしょうか。社長の話し方が悪いのではなく、スケジュール管理が甘いのです。できれば誰かの前でリハーサルをしてフィードバックをもらえる機会を一度は作ってほしいところです。
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