【上場日(市場)】2019年3月20日(東証マザーズ)
【設立】2007年8月23日
【本社所在地】東京都渋谷区道玄坂
【代表者(年齢)】曽根原稔人社長(44)
【事業内容】フリーランスIT人材の紹介が柱。スマートフォン向けゲームの受託開発・運営や「エンジニア留学」などの人材教育サービスも手がける
【売上高】30億円
【営業利益】5億5200万円(19年3月期)
【公開価格】1930円
【直近株価】3260円(7月8日)
業種を超えたIT人材の争奪戦が熱を帯びている。優秀なエンジニアの獲得が難しくなり、プロジェクトごとに働くフリーランスの需要が高まっている。
3月20日に上場したギークスはIT人材仲介サイト「ギークスジョブ」を運営する。専門性の高い常駐型フリーランスが対象で、登録するエンジニアは約1万6000人。平均年収は800万円で、一般企業で働くエンジニアの450万円と比べて高額だ。「登録者の特性を見ながら、適材適所のマッチングをかなえることが強み」。そう語るのは曽根原稔人社長(44)だ。同氏はパレスホテルで接客を経験し、不動産営業へ転職。2つの業界で多くの経営者に出会い、起業に憧れるようになる。2001年に友人と共同創業したのが、07年に上場したクルーズだ。
クルーズも祖業はIT人材の仲介だった。当時はNTTドコモ「iモード」が起点となり、モバイルコンテンツを開発するエンジニアの需要が逼迫していた。「人材仲介業を始めたら、営業2人で月100件の成約が取れた。電話が鳴りやまなかった」。順調に事業を伸ばしたものの、08年のリーマンショックで人材事業の売り上げが半減。会社は事業撤退を決めたが、曽根原社長は諦めきれなかった。6400万円でギークスの前身となる子会社を自ら買い取り、クルーズを去った。
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