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ビジネス #知られざる頂上決戦! スタバ vs.コメダ

「突き抜けないと生き残れない」 インタビュー|スターバックス コーヒー ジャパンCEO 水口貴文

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みなぐち・たかふみ●1967年生まれ。89年上智大学法学部卒業。2001年に現ルイ・ヴィトン ジャパン入社。14年スターバックス コーヒー ジャパンCOO就任。16年6月から現職。(撮影:尾形文繁)

既存店の売り上げが伸び、新規出店も順調。いい形で業容を拡大できている。さらなる成長に向けここ2年の間、商品開発において意識しているのが、商品の背景にある「ストーリー」だ。例えばリンゴを使った商品なら、リンゴを作っている農家の思いを伝えること。単に商品を売るのではなく、商品を通して「体験」という付加価値を売るためだ。

こうしたストーリーを語れる社員を今後も育てていかなければならない。そういった意味で、人事戦略が当社の成長戦略のど真ん中にあるといえる。

さらなる成長に向けてもう一つ重視しているのが、イノベーション。つねに顧客の期待を超える変革をもたらしていく姿勢が不可欠だ。体験などにお金を払う「コト消費」が広がりを見せているが、この需要を取り込むために中途半端な施策を打ち出しても顧客には伝わらない。自分たちでもバカらしいと思うくらい突き抜けた体験を提案すると、顧客も反応する。

3年前にCEOに就任したときからイノベーションを起こすハブ(起点)を作りたいと考えていたが、2月に開業した中目黒のロースタリーがその役割を担うことになるだろう。巨大な焙煎機を中心にした店舗空間は、突き抜けた体験を与える。

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