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ライフ #ゴルフざんまい

外国へ出ることは自分を磨くこと 風土の違う外国はそれぞれの土地で芝の癖が違う

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(イラスト:ソリマチアキラ)

ゴルファー魂というか、つねに自分で確認しないと気が済まないタイプなんで、あっちこっち動き回り毎日を忙しく過ごしております。

日本ではまだ北風が冷たい春先にニュージーランドオープンに行ってきましたが、ニュージーランドは多くの人々がその自然豊かな景観に感銘を受ける場所です。ただ私の場合、選手時代も世界各国の名所を訪ねていたはずですが、すばらしい樹木を見ても「あれより低くボールを打たないと風に負けるだろうな」とゴルフの球筋の確認でした。

ニュージーランドオープンの日本選手の成績は星野陸也と時松隆光が5位タイ、もう少し多くの選手に上位で頑張ってほしかったけれど景色の美しさに負けましたかね。

結局、パッティングなんですよ。日本各地のコースに行くと多少の違いがあっても芝の質は似たようなものですが、風土の違う外国はそれぞれの土地で芝の癖が違います。足の裏や手で触ったり体の感触でそれに慣れるしかないんです。

この試合で星野陸也と話す時間があったんですが、その内容はどんな体の動きが理想的なスイングを作るかってことです。私は星野君にこう言いました。

「理想的なスイングはみんなそれぞれ別々、星野にとってベストスイングは昨年優勝したフジサンケイクラシックのときのスイングですよ」とね。

皆、向上心が強いもんだから、とくに外国に出かけてパワフルなショットや勢いのある球筋を見ると、いつの間にかそれをまねて、長年かけて作った自分のスイングを忘れるんだね。外国へ出るってことは自分を磨くことで、ゴルフをまねるためじゃないんですよ。

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