今回は、普段会話するときに使うとよいテクニックを紹介します。それは、「自分がずっと話し続けない」ということ。
自分ばかり話さず、時には相手に話の主導権を譲り聞き役に回ることの大切さは、皆さんよくご存じだと思います。サッカーでは自分で突破できないとみたら、ボールを持ちすぎず、ほかの選手に早めにパスを回すのがよいといわれています。同じように、自分でぐいぐい聞き手を引っ張っていけるだけの話の展開が望めないのなら、「あなたはどうですか?」などと会話の主導権を渡すほうが、スムーズに進んでいきます。
実は、この「話のボールを持ちすぎない」方法は、一方的に話すことが多いプレゼンテーションなどでも使えるのです。
プレゼンをするとき、話すべきことがたくさんあって、時間いっぱいに内容を詰め込んでしまったことはないでしょうか?
私はプレゼンの指導を多く行っていますが、実際にそんな人をよく見ます。熱意は感じられるのですが、残念ながら話が伝わりにくくなっていることも多々あります。
理由は簡単。聞いている側が疲れるのです。延々と説明を聞かされてしまうと、話に取り残されないよう集中しなくてはならない時間が長く続きます。聞き手からすると、どんなにいい話でも「ちょっと休ませてもらえないかな」と感じるもの。もし、ずっと話を聞いていても苦にならない人がいたら、相手の話を適当に流しながら聞いているのかもしれません。
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