有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス #トップに直撃

トヨタ系部品会社は、EV化でどう変わる? INTERVIEW|アイシン精機社長 伊勢清貴

3分で読める 有料会員限定
いせ・きよたか●1955年生まれ。京都大学大学院精密工学科修了後、80年トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)入社。レクサス部門トップなどを歴任し、2018年6月から現職。(撮影:今井康一)

電動化製品を一体提案 グループ内の連携も推進

EV(電気自動車)が増えれば、当社の主力製品であるAT(自動変速機)の需要は減っていく。ただ、足元は中国を中心にMT(手動変速機)からの移行もあり好調だ。2020年度には1320万台(17年度比約25%増)の生産体制を目指している。

カメラはフィルムからデジタルへと移行したことで、富士フイルムが生き残った一方、米コダックは潰れた。われわれは右肩上がりで業績が伸びているため、危機感のない従業員が少なくない。自動車業界も100年に一度の変革期にあることを認識し、経営基盤がしっかりしている今のうちに変わらなければ、生き残れない。

──EVでATが不要になれば、アイシン精機の売上高は2兆円減るとの指摘もあります。

これまでの資産を活用することで成長は可能と考えている。モーターやギアボックス、インバーターなどを一体化し、幅広いタイプの車に対応する電気式駆動ユニット「eアクスル」を開発しており、これに電動ブレーキや電動ポンプなども合わせたセットで自動車メーカーに提案していきたい。18年秋のパリモーターショーで初めてこうした商品を展示したところ、多くの反響があった。

さらに人材の面でも電動化シフトを加速させていく。外部からの採用に加え、グループでもカーナビ関連から電動化へ人材を回すなどして有効活用したい。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数