日本こそ夢の地、100億ドルを投資する
マカオのカジノを独占してきたスタンレー・ホーの子息。1976年生まれ。2001年にメルコに社長として入社。
──メルコの特徴と優位性は何ですか。
ホー:メルコは香港を本拠地にマカオのシティ・オブ・ドリームス、スタジオ・シティ、アルティラを展開、さらにフィリピンのマニラに進出しています。創業からこれまでの15年間、創造と革新を重視してきました。2009年にシティ・オブ・ドリームスがオープンした時には、ラスベガスやマカオのリスボア、ギャラクシーとは違うと言われました。米国型をそのまま移植したのではなく、独自性を重視したためです。宿泊施設はすべて五つ星、ミシュランガイド掲載レストランの数もマカオ最多です。すでに売却したロシアのウラジオストクのカジノにも異なるコンセプトを持たせました。
同業他社がカジノ重視だった時に、私たちはカジノ以外のノンゲーミングにすでに力を注ぐなど、多角化に舵を切りました。マカオ政府が15年に出した中期報告では、政府への貢献度がトップとの評価を受けました。人気のショー「水舞間」(ハウス・オブ・ダンシングウォーター)には、日本からも多くのお客様が来てくれます。12月には車やバイクを使った新たなショーが始まります。
──IR法が成立した日本にはどのような印象を持っていますか。
ホー:5歳で父とともに初めて訪れ、すでに300回以上訪問しています。IR法の成立前は年に4、5回でしたが、今では2週間に1回になりました。妻も日本びいきです。日本の文化や歴史は特別で、特に京都はすごいですね。
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